個人の確定申告時期が終わり、これから法人を設立しようか検討されている方もおられるのではないでしょうか。法人設立の手続きも悩むところですが、意外と会社印をどれにしようかと悩まれるところでもあります。法人設立した場合、同時に法人印を作成するのが一般的です。中でも法人の実印を作成して法務局へ実印登録をします。個人でも印鑑証明書があるように、法人でも印鑑証明書を上げることができます。この印鑑証明書は、銀行口座開設時や借入時などで必要となります。
また、法人印は一般的に多いのが3点セットで作成されます。3点セットとは、「実印」「銀行印」「角印」となり実印は先に説明したとおりですが、銀行印は普通預金などの口座印に使われ、角印は請求書・見積書・領収書などに使われることが多いです。
最初に迷われるのが「印鑑の材質」
【柘】
1番人気が柘です。コスト的にもリーズナブルで末永く使用できる素材ですが、使用後に朱肉をこまめにふき取るお手入れは必要です。
【黒水牛】
2番人気が黒水牛です。摩耗も少なく欠けにくい素材で油に強いという特性があります。コスト的には柘より高めですが、個人的には1番好みな素材です。
【チタン】
たまに見かけるカッコいい印鑑ですが、耐久性があり歪みやひび割れといった変化がない素材です。コスト的には高価な素材で使用している時に重みがあります。
次に迷われるのが「印鑑の書体」
一般的に使われる会社印艦の書体見本
1番人気はなんといっても「篆書体(てんしょたい)」です。印影下の%は一般的な選択割合です。印鑑の書体は好みがあると思うのですが、個人的には「篆書体」や「扇形篆書体」が好みです。また、開始点は印鑑は個人印とちがい、どちらが上なの?って迷われることがあります。開始点があれば見やすいですが、個人的にはスッキリした見栄えになるので開始点なしが好みです。
詳しくは以下のページにまとめていますのでご覧ください。
税理士が教える法人設立
税理士が教える法人設立後の主な手続き
いかがでしょうか。会社の印鑑の素材や書体はいろいろな種類がございます。決定されるのは好みの部分も大きいと思いますが、ご参考にして頂ければ幸いです。
京都・宇治市のケイ・アイ&パートナーズ税理士法人(旧:黒瀬税理士事務所)では、法人設立登記や各種手続きなどをサポートさせて頂いてます。ご相談は無料ですのでお気軽にお問合せください。