従来の手形や振込に代わる新たな決済手段として「でんさいネット」による、でんさい(電子記録債権)がスタートしました。
でんさいは、手形と同様の機能を持つ電子記録債権です。しかし、手形などを単に電子化したものではなく、手形や売掛債権等の弱点を改善したことで、中小企業等の資金調達の円滑化を図る新たな決済手段として期待されています。
でんさいネットとは、㈱全銀電子債権ネットワークの通称です。電子記録債権を記録・管理する会社で、電子記録債権の登記所のような存在です。この「でんさいネット」により記録された電子記録債権をでんさいといいます。「でんさいネット」は全国の金融機関が参加しています。