ある企業のユニークな取り組みで「ちょこっと居眠り制度」を紹介します。
睡眠不足が業務効率を大きく落としてしまうのは誰もが身を持って実感していることと思います。その一方で、ほんの少しでも仮眠をとるだけで、睡眠不足が解消されるという検証データもあります。
「ならば」と社内統一ルールとして運営されているのが「ちょこっと居眠り制度」です。
眠くなったら寝てOK!
ただでさえ忙しくて残業が続き、それでも仕事が終わらず早朝から出社した日も定時に帰れるわけもなく・・・と、大不況のおかげで少数精鋭にならざる得ない中小企業の社員たちは睡眠不足が恒常化しています。
このちょこっと居眠り制度の概要を説明すると、「もう、どうしようもなく眠いんだったら15~20分くらい仮眠を取りなさい」「頭をサッパリさせてまた仕事を頑張りましょう」というものです。
日々効率的に仕事をこなし、ダラダラとせず極力残業を減らすというのは言うまでもありませんが、繁忙期などでは、この様な合理的な判断を下すというのも良いかもしれませんね。コーヒーを飲んだってカフェインドリンクを飲んだって、眠い時はどうしようもなく眠くなるもの。気合いが入ってる入ってないという問題以前の話です。
単なる居眠り許可制度としてだけでなく「企業として、当社はつまらない根性論よりも合理的な判断を下す」と、社員のモチベーションアップに繋がったという付加価値も見られたそうです。