決算書類の最後のページで見掛ける『注記表』ですが、補助金を申請する時など添付する計算書類等は『中小会計要領又は中小指針に拠った信頼性のある計算書類等の作成及び活用に努めること』という案内がございます。最近では、ものづくり補助金もそうです。申請書の中で、中小会計要領の適用の有無を記入するところがあり、添付書類は「貸借対照表」「損益計算書」「個別注記表」となっていましたので、重要視されているのが伺えます。
中小会計要領又は中小指針の内容は中小企業庁のホームページでパンフレットを公開していますのでご確認下さい。
弥生会計13の決算書設定でチェックを入れますと、注記表に、この計算書類は、「中小企業の会計に関する基本要領」によって作成しています。という注記が自動で入るようになりました。
決算・申告(K)→決算書設定(H)→決算書設定(S)
上記の手順で、最後の決算書設定(S)をクリックすると下記の様な画面が表示されます。
注記表のタグをクリック→中小企業の会計に関する基本要領に対応済み(A)にチェックを入れる。
決算書設定でチェックを入れておくと、注記表には自動的に、この計算書類は、「中小企業の会計に関する基本要領」によって作成しています。という注記が入ります。当然、中小企業の会計に関する基本要領に沿って計算書類等を作成する必要がありますが、注記表に当該注記のチェックを入れるのをお忘れなく。