今日は知っているとちょっと便利な「伝票の複製」機能を説明致します。会計事務所のデータ処理の現場では、よく使うのですが毎月出てくる様な取引は「伝票の複製」して入力する事があります。
例えば、給料の取引などがそうです。上記のように給与取引の伝票が9/30日に登録されているとします。
この「振伝」をダブリクリックしますと
このような伝票が表示されます。(これは9/30に入力済のデータです。)
伝票が表示されているところで右クリックをすると、リストが表示され、上記の赤マルの部分の「伝票の複製(R)」をクリックすると
伝票が複製されます。複製が完了すると、赤マル部分ですが、日付は基本的に入力日が表示されますので、これを実際の取引日に訂正します。(1/29が入力日とした例です。)
また、金額が変わる場合も日付と同様にここで訂正します。
この伝票は、9/30の給与取引の伝票を複製して、10/31の給与取引を訂正後登録したものです。
このように前月の取引を「複製」して、当月の伝票を作成して登録できます。「伝票辞書」、「給与計算より仕訳自動生成」のような便利な機能も他にございますが、人の入れ替わりが頻繁にある場合などは、「伝票辞書」で登録していると登録数が増えてわかりにくいので、この「伝票複写」を使って入力することが多いです。
知っていると便利な機能なので、この「伝票の複製」も使ってみて下さい。