もう少しで元号が「平成」から「令和」にかわります。次の税制改正は令和元年税制改正になりますね。個人的には「令和」は気に入っています。その令和元年に実行される大きな税制改正は消費税率が8%→10%の増税が予定されています。今回は平成最後の税制改正がいつから施行されるのかまとめてみました。
消費税
・消費税率8%→10% 2019年10月1日から
企業関係
・個人版事業承継税制 2019年1日1日~2028年12月31日
・防災、減災のための設備投資税制 改正中小企業等経営強化法の施工日~2021年3月31日
・電子帳簿保存法に係る承認申請手続きの簡素化 2019年9月30日~
・中小企業投資促進税制 2019年4月1日~2021年3月31日
・中小企業経営強化税制 2019年4月1日~2021年3月31日
・商業、サービス業、農林水産業活性化税制 2019年4月1日~2021年3月31日
・研究開発税制 2019年4月1日~2021年3月31日
所得税、相続・贈与、その他
・住宅ローン控除特例の創設 2019年10月1日~2020年12月31日
・相続した空き家の譲渡所得の控除特例 2019年4月1日~2023年3月31日
・ふるさと納税返礼品への規制 2019年6月1日~
・自動車税の税率引き下げ 2019年10月1日以降の新車登録~
・環境性能割の需要標準化特例 2019年10月1日~2020年9月30日
・事業用小規模宅地特例の見直し 2019年4月1日~
・教育資金の一括贈与特例 2019年4月1日~2021年3月31日まで
消費税増税が景気に与える影響が気になるところですが、消費税の軽減税率や住宅ローン控除の拡充などの対策を行われことや、2020年には東京オリンピック・2025年には万博が予定されるなど、今後経済が活性化することも予想できますので、消費税増税を乗り切れるのではないでしょうか。