日本輸出入者標準コードとは
日本輸出入者標準コードは、我が国において輸出入者を特定するコードで、12桁の英数字の組み合わせで発番されるものです。「標準コード」、「輸出入者コード」、「NACCSコード」などとも呼ばれています。
この手続きは、JASPRO(一般財団法人 日本貿易関係手続簡易化協会)で行っています。
具体的なメリット
標準コードを取得することによって、貿易業者がコード化され、貿易業者の名前などの省力化のみならず、他の貿易業者との混同も避けられ、貨物管理の容易化・貿易業者の把握など図られるので、通関が迅速化されます。
また、通関実績が税関データベースに蓄積されるため、通関実績のある貨物は前回の実績に基づき、簡易・迅速に済ませることができます。
さらに、標準コードを取得することにより、NACCS専用口座を利用した関税等の口座振替制度の利用が可能であったり、据置担保による関税等の納期限の延長制度の利用が可能などのメリットがあります。
標準コードを取得しなければ通関ができないのか?
標準コードが無くても通関は出来ますが、標準コードある場合と比べ通関審査に時間を要する場合があります。
標準コードの取得手続き
標準コードの新規登録申し込みは、日本輸出入者標準コード新規登録申込書に記載して提出する方法とWEB上で申込する方法がございます。
新規登録の場合は、登録手数料が6,600円(事前振込など必要)で、添付書類は、法人の場合は「法人の印鑑証明書」、個人の場合は「住民票又は住民基本台帳」が必要です。
*更新は、3年に1回必要となり、更新手数料は3,150円です。
申込先:
JASPRO(ジャスプロ)
一般財団法人 日本貿易関係手続簡易化協会