クラウド会計が多く使われ出してきた昨今、クラウド会計シェアNO1のfreeeのOCR機能が優れており、特に小規模事業者の方などには経理作業の効率化に貢献する機能です。今回はfreeeのOCR機能について簡単に説明します。
現在まではペーパーで受け取った請求書・領収書を見て経理担当者が伝票・帳簿へ記載したり、会計ソフトに手入力でデータを入力したりして処理をし、その後、会計証拠書類綴りに領収書を貼ったり、請求書をファイリングしたりと多くの時間を費やしてきました。これがfreeeのOCR機能では、スキャナやiPhoneやAndroidでカメラで撮影したデータがfreeeのファイルボックスに保管されます。
例)iphoneの場合
1.スマホアプリ「freee」を起動し、赤枠の部分の「アップロード」をタップします。
2.ピントを合わせて撮影。赤枠の「写真を使用」をタップします。
3.メモを追記して赤枠の「保存」をタップします。ファイルボックスに保存されます。
4.ファイルボックスより写真を選択し、赤枠の「取引を登録する」をタップして取引情報を登録する。
5.OCR機能により自動で赤枠部分の取引日・勘定科目・金額が自動で入力されます。
いかがでしょうか?文字解析の精度的な課題もあるようですが、使いこなせばOCR機能は本当に便利です。
さらに、2016年1月1日から電子帳簿保存のスキャナ保存要件が緩和されたことにより、請求書や領収書が事前(3ヶ月前)に申請(一定の要件、添付書類あり)して承認を受ければ、原本は破棄可能で、面倒な紙での保存が不要になり、電子データで保管することができます。
税務署への承認申請:国税関係帳簿の電磁的記録等による保存等の承認申請
Q-TAX京都宇治店 ケイ・アイ&パートナーズ税理士法人(旧:黒瀬税理士事務所)はfreeeの認定アドバイザーの登録をしています。京都・宇治市を中心に京都や大阪・滋賀の個人事業者・小さな会社のサポートを得意としています。ご相談は無料ですのでお気軽にお問合せください。