京都・宇治市のケイ・アイ&パートナーズ税理士法人(旧:黒瀬税理士事務所)でも確定申告の作業を先週から開始しています。平成28年度の所得税確定申告書を作成していて感じますのは、今年は特に「ふるさと納税」をされている方が増えてきた感じがします。今回はこの「ふるさと納税」をされている方の確定申告書への記載箇所をBタイプ(事業者などが使用する確定申告)を例に説明していきます。
弟2表の記載
以下の記載例は、次のような寄付を行った場合の例で説明致します。
①□□県ふるさと納税 100,000円
②□□市ふるさと納税 165,000円
手順1:ふるさと納税の領収書を集計して第二表⑯の寄附金の欄へ記載する。
手順2:⑯寄附金欄と同じ数字を第二表の住民税・事業税に関する事項へ記載する。
*この欄は記載漏れ注意です。
弟1表の記載
手順3:寄附金控除額を計算する。
この例では合計所得金額⑨が5,000,000円の前提で計算します。
A:265,000円
B:5,000,000円×0.4=2,000,000円
C:B×0.4=2,000,000円
D:265,000円
E:D-2,000円=263,000円
∴寄付金控除額は263,000円となります。
手順4:第一表の⑯欄へ寄附金控除額を記載します。
なお、紙ベースで確定申告書を提出する場合には、ふるさと納税の領収書を添付する必要がありますのでご注意ください。
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